自分のブログにコメントがつくと嬉しいものです。けれど、中には非常に迷惑なコメントもありますね。
カチンときてムキになって反論したりしていませんか?
あなたがどうしてムカつくのか、その原因と対処法について詳しくお伝えします。
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こんなにあるある迷惑コメント
- スパムコメント:誘導目的のツールコメント
- ブログの内容と無関係な個人的なこと(近況報告など)
- 誹謗中傷(悪意のいちゃもん)
- クレームや脅し
- 上から目線の見下した批判
- 記事の補足説明
- 反論や否定
- 間違いの指摘
- 長文のコメント
- 中身のないコメント
- 記事の内容に関係のない質問
- 誤解
迷惑コメント1:スパムコメント
これは、ツールで自動的に乱発しているコメントです。特定の相手から何度も同じようなコメントがつくことも。
ツルコメリストがブログの1つのテーマにもなっているほどです。
見分ける特徴をお伝えしましょう。
- 「あなた」または「ニックネーム全文」で話かけている
- 新着記事ではなく過去記事にコメントがつきやすい
- 記事の内容にはまったく触れていない
- 「自分のブログに遊びに来てね」と必ず誘っている
- コメントの一部かニックネームを検索してみるとたくさん出てくる
迷惑コメント2:ブログの内容と無関係な個人的なこと
ちょっと親しくなったり、あるいはもっと親しくなりたいと思っている人が、悪気なく書くことが多いですね。
ブログのコメントに個人的な事情を書かれても誰も楽しくありません。
筆者との親しさをアピールしたいのでしょうか?
そういう話題は、個別に連絡し合って欲しいものです。
迷惑コメント3:誹謗中傷
悪意や敵意を持って、あなたを罵倒するコメントがいちばん困ります。
個人的な恨み、一方的な逆恨み、ブログとは関係のない悪感情や嫌悪感、人をバカにして自分が優位だと思う歪んだ優越感など、あなたに非があろうとなかろうと関係なく絡んできます。
迷惑コメント4:クレームや脅し
記事の内容で迷惑や損失をこうむったというクレームや、記事の削除や謝罪を強要するコメントは、誰が読んでも不快です。
正式な申し入れは別の方法で伝えましょう。
迷惑コメント5:上から目線の見下した批判
あなた何様?と疑うような高飛車な表現は、自分も他の読者もムカつきますね。
一見、褒めているようでも、実は自分の方が能力や実力が上なんだぞと威張っている場合があります。
迷惑コメント6:記事の補足説明
これって、まさしく余計なお世話ですよね。
記事の解釈は、読者の自由です。結論を決め付けずに、いろいろな角度から独自の解釈があっていいのです。
そういう余白をあえて持たせている場合だってあるのですから。
補足説明ではなく、個人の感想としてやんわりと書いて欲しいです。
迷惑コメント7:反論や否定
反論や否定はゼロにはできません。反論がまったくない誰もが一様に納得してしまうブログというのも、ある意味考え物です。
しかし、表現の仕方が問題です。
悪意や敵意をむき出しにされては不快極まりないので、紳士的な伝え方をして欲しいですね。
迷惑コメント8:間違いの指摘
内容的に、勘違いや記憶違いは誰にでもあるもの。それを、さも鬼の首でも取ったように大袈裟に指摘されては、身も蓋もありません。
また、理解や解釈には個人差があってよいものだし、自分の考えと違うからといって「間違いだ」と決めつけられても困ります。
迷惑コメント9:長文のコメント
やたらと長い文章でコメントする人がたまにいます。
わたしも以前はそういうことがありました。時には、記事本文よりも長い文章だったり・・・。思い出すと赤面してしまいます(笑)
感想や想いの丈をありったけぶつけるのも、どうかと思いますよ。
迷惑コメント10:中身のないコメント
多いのです、こういうコメント。
「感動しました」「勉強になりました」・・・何が?
「深いですね~」・・・どこが?
「さすがです」・・・どうして?
記事の内容に関する具体的な記述が一切ないこういう褒めコメントは、もらう側になってみると不完全燃焼で気持ち悪いですから。
迷惑コメント11:記事の内容に関係のない質問
当該記事に関するやり取りが基本だと思うのですが、まったく関係ない質問を堂々とされると、意味の分からない読者は面白くありません。
迷惑コメント12:誤解
相手が完全に誤解している場合があります。そんなことは一言も書いていないのに決めつけられたり、考え過ぎじゃないの?と思うことも。
迷惑コメントにムカついてしまう心理
- ブログコメントに対する思い込み
- 批判や反論への拒否反応
- ブログをきちんと読んでいないことに対する不満
- 図星を指されてプライドが傷つく
- 余計なお世話
- 読解力や表現力のなさが嫌い
- 自意識過剰のコメントはうんざり
- コメントを書いた人との関係性
原因1:ブログコメントに対する思い込み
ブログへのコメントは、パブリックな要素が強いので、他の読者が不快に感じない内容を心がけるべき。
そう思い込んでいませんか?
あるいは、忌憚のない意見や感想が欲しいと思っていると、曖昧な言い回しや歯に衣着せた遠回りな表現はイライラしますね。
自分が「こうあらねばならぬ」と思い込んでいることがあると、それに当てはならないコメントは「うざい」と感じてしまうのです。
あなたの価値観に凝り固まっていませんか?
原因2:批判や反論への拒否反応
誰しも、あからさまに批判や反論をされたら、いい気分ではありません。
真っ向からたたみかけられると、ムッとします。
きちんと根拠を説明してくれれば、まだ聞く耳もあるのですが。
一方的にまくしたてられると、非常に迷惑です。
「あなたは、そう思ったのですね」と穏やかに受け流す技量がなければ、そっぽを向きたくなるのも当然です。
原因3:ブログをきちんと読んでいないことに対する不満
とんちんかんなコメントや、具体的に内容に言及しないコメントは、「ちゃんと読んでいないな」と不満に感じてしまいます。
正直に読んだ感想をコメントしてくれればいいのに、ちっとも内容を理解していない。
「読んでくれない」は、「読め!」という欲求の裏返しです。
原因4:図星を指されてプライドが傷つく
これがもっとも厄介でしょう。相手の言い分は、ごもっとも。
「だから、なに?」とムカつきます。
自分も自覚していたことならば、まだマシです。
「やっぱり、そう来たか!」
言われてみれば確かにそうなんだけど、今までそんなこと思ってもみなかったような場合には、うろたえます。
相手の意見が正しいほど、プライドがズタズタです。
原因5:余計なお世話
頼んでもいないのに、余計なお世話。そう感じてしまうと、心底うざい。
「あんたの出る幕じゃないわ」
原因6:読解力や表現力のなさが嫌い
「頭の悪い奴は嫌い」たまに、そういう人がいます。
一生懸命コメントを書いてくれても、的外れでは有難迷惑。ちゃんと理解したうえで、意味の通じる日本語で書いて欲しいよね。
原因7:自意識過剰のコメントはうんざり
これは、読者さんも皆がドン引きでしょう(笑)
自分自慢はもちろんうんざりだけど、相手にされていないのに勝手にかまわれてると勘違いしちゃう人。
あるいは恋人気取りの思わせぶりなコメント、最悪。
原因8:コメントを書いた人との関係性
1~7の原因は、そのコメントを書いた人との関係によって、受けとめ方や感じ方が180度変わってくる場合があります。
- 大好きな人
- 親しい友だち
- 熱心なファン
- 普通の読者・ファン
- 知らない人(通りすがりの人)
- 嫌いな人や苦手な人
大好きな人のいうことは、ほとんどアバタもえくぼ状態なのが普通ですね(笑)
コメントをもらったといいうだけで嬉しいのですから。2人だけの暗号で、こっそり秘密を共有する楽しみもあります。
親しい友人や熱心なファンには、優しく接することができるので、悪いようには感じないでしょう。
同じことをコメントしても、初めての訪問者だったら「何を偉そうに、わかったふりして」なんて思っちゃうかも。
嫌いな人に褒められても、胸クソ悪いし不気味。
迷惑コメントへの対処法
- 根拠のある指摘や主張は素直に受け入れて対応する
- 悪意を感じたら無視する(抗議の返信をしない)
- 相手を論破しようとして反論のバトルをしない
- そういう受け取り方や感じ方もあるんだなと自分の視野を広げて感謝する
- アンチは自分のブログを拡散してくれるおいしい存在(悪口は良い評価の7倍拡散する)
- 明らかなツールコメントは完璧に無視する(または削除)
- コメント欄を開放している以上書き込みは読者の自由だと割り切る
- 相手の読者登録を解除または公開範囲の制限
対処法1:根拠のある指摘や主張は素直に受け入れる
いただいたコメントは、きちんと受け止めましょう。
感情的になって、おかしな対応をしてしまうと、あなたの評判が落ちるだけです。
対処法2:悪意を感じたら無視する(抗議の返信をしない)
どうしても「悪意」と感じてしまうなら、無視するのが無難です。「抗議」や恨めしい返信はNGです。
時間が経てば、あなたが冷静になって悪意はなかったかもしれないと思えるときが来るかもしれません。
頭に血がのぼっているときは、何も行動せずに1晩はクールダウンしましょう。
対処法3:相手を論破しようとして反論のバトルをしない
ムキになって相手の挑発に乗ってはいけません。相手の思うツボです。
あなたが感情を害して不快になることが相手の望みだったら。ムキになっているあなたを見てほくそえんでいるのですよ。
対処法4:そういう受け取り方や感じ方もあるんだなと自分の視野を広げて感謝する
何事もプラスに考えて成長の糧にしてしまうのが得策です。
転んでもただじゃ起きないっていう感じかな?
「なるほど」と受け取れば、よい勉強になるのです。
対処法5:アンチは自分のブログを拡散してくれるおいしい存在(悪口はよい評判の7倍拡散する)
コメント欄が炎上するのも困りますが、逆にアクセスが増えて知名度が上がることを喜ぶことができたら強いですね。
逆境を逆手に取る!ステキです。
対処法6:明らかなツールコメントは完璧に無視する(または削除)
これは、触らずに晒しておくか、迷わずに削除することをおすすめします。
本当にツールコメントかどうか判断できなかったら、そっとしておきましょう。
罪のないコメントを削除してしまったらどうしよう、という罪悪感があるならば放置するに限ります。
対処法7:コメント欄を開放している以上書き込みは読者の自由だと割り切る
ここがいちばん重要なポイントです。コメント欄を開放することの心構え。腹をくくる覚悟が必要です。
なあんて大袈裟なことは言いません。
普通のブログは、そんなに迷惑コメントが殺到することはまずないでしょう。安心してください。
迷惑コメントが集まりやすいブログには、それなりの特徴があります。
過激なこと、攻撃的なこと、ショッキングなこと、極端なこと、読んだ人の感情を逆なでるようなこと、読者を操作するもの、断定的な内容、自信過剰な表現、そういうブログにリアクションが集中するのです。
あなたのブログが良心的で真面目だったら、何も怖がる必要はありません。
人気ブロガーだったら、それなりに反応が来るのは当然です。自分は人気者なんだ、と納得するのもひとつの方法です。
対処法8:相手の読者登録を解除または公開範囲の制限
最後の強硬手段です。不快な相手をブロックしましょう。二度と訪問されないような対策を講じます。
個人的なオアシスとしてブログを位置づけるのなら、一般公開はしない方が賢明です。
仲良しだけで楽しくやりましょう。
どうしても迷惑コメントをなくしたい場合の対処法
ブログサイトによって、対策がそれぞれ講じられている場合があります。
コメントは一切受け取らない設定にするか、条件をつけてコメントを許可するかのどちらかになります。
はてなブログのコメント対処法
- コメントを許可する対象を選ぶ:ゲスト(誰でも可)、ユーザー、なし(許可しない)
- コメントを承認制にする:自動的に全部公開しない
- コメント通知メール:即座に対応できる
- コメント拒否ユーザーの設定:個別にipアドレスの登録
この他に、公開設定で読者を制限する方法もあります。
アメブロのコメント対処法
- コメント画像認証の利用
- コメントをアメーバ会員のみ許可する
- コメントの公開を承認制にする
- 記事ごとにコメント拒否設定をする
- 禁止ipアドレスの設定
- コメントをすべて拒否する
コメントを全て拒否する設定には賛否両論あります。けれど、あなたが表に見えないやり取りだけを望むなら、コメント欄を閉じることもやむをえません。
はてなブログはTwitterやFacebook、はてなブックマークなど外部でコメントのやり取りができるので、そちらを利用するとスパムの被害はなくなります。
SNSへのシェアで、ひとことコメントをもらえるのは嬉しいですね。
迷惑コメント万歳!
「コメントがつかないブログはグズだ!」と豪語するなら、どんなコメントでもつかないよりはマシでしょう(笑)
世の中には、常に2割のアンチが存在します。そして、同時に熱烈なファンも2割いる。
表向きに「コメントを書く」という行為は、それができる人とできない人、あえてしない人がいます。
また、表立ったコメントはしないけれど、こっそりメールやメッセージをくれる人がいますね。
結局は、いろいろ思うところはあっても、何もリアクションしない無言の人がいちばん多いのです。
よい感情や共感なら無言で胸にしまっておかれてもいいのですが、悪い印象や感想を持ったまま黙っていると、やがてあなたから離れていくでしょう。
そういう人が去ること自体は構わないのですが、改善するチャンスを与えられないままいなくなってしまうのは、実に惜しいことだと思いませんか?
- 誹謗中傷
- クレーム
- 脅迫
- 決めつけやレッテル貼り
- 鬼の首を取ったような間違いの指摘
これらは見方を変えると、あなたのブログを読んでくれたからこそのコメントです。
たとえ理解の仕方が偏っていたとしても、あたたかい目で受けとめましょう。
自分の文章のどこが、そういう解釈を生んだのかを考えることが大切です。
クレームについては、きちんとブログのプライバシーポリシーを明記しておきましょう。
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自己中心的なコメントは、あなたのファンだということで容認しましょう。
感動や共感という言葉を使っても、具体的にどこがどうだったのかという表現ができない人もご愛嬌です。
すべては、あなたのブログが「読者に行動を起こさせた」という影響の結果なのですから。
コメントへの返信内容の工夫や、モノによっては無視するというスマートな態度は、読者にあなたをアピールするチャンスでもあります。
批判的なコメントや悪意の書き込みも正直に表示することで、あなたへの信頼が増すことだってあるのです。
コメントにムカつくのは、あなた自身の中にムカつく理由があります。けっして相手のせいだけではありません。「迷惑だ」と決めつけるのは、あなた自信の都合です。
いちいちムカついて振り回されること自体がナンセンスです。
迷惑コメントへの上手な返信の具体例は、こちら↓
りょうこのつぶやきでした。
では、ごきげんよう。
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