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文字によるコミュニケーションには、ブログをはじめ作文や感想文など様々な場面で「書く」技術が必要になってきます。難しく考えずに気楽に書いてみませんか?

好感度が高まる:コメントへの上手な返信の書き方【例文付き】

エアメールのラブレターの山と胡蝶蘭のある机で返事のエアメールを書く準備をした写真

せっかく手間をかけて書いてくださったコメント。あなたはどんな風にお返事していますか?

とんでもない迷惑コメントがきたとき、すぐに削除する対応もありますが、スマートな返信であなたの好感度を上げる チャンスにしましょう。

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一般的な返信の書き方

  1.  コメント主の名前を書く(誰への返信かを明記)
  2. コメントをいただいた御礼を書く(感謝の気持ち)
  3. コメントの内容に簡単に触れる(どこに何を感じたか、補足、修正)

【例】「〇〇さん、コメントありがとうございます。そこをわかってもらえたのは、とても嬉しいです。かなり自信がつきました」

コメントには、必ず返信しなければならないのか?という議論もあります。

あえて返信しない方針の人もいるし、相手によって返信するしないを決める人もいます。

人気ブロガーや芸能人などは、返信しないことが普通ですね。多過ぎるコメントには、いちいち返信できません。

個別に返信するのではなく、コメントをくれた全員へのひとことを1つの返信にまとめる場合もあります。

【例】「たくさんのコメントをありがとうございます。みなさんの声に励まされて、ブログを頑張って続けていきます。少しでもお役に立てることができたら嬉しいです。これからも、どうぞよろしくお願いいたします」

返信がないことで、傷ついたり悲しんだりする人もいます。無視された、冷たいというような感情が湧き起こるのでしょうか。

返信しないのは失礼だ、だったらコメント欄は閉じてしまえという考えの人もいます。

コメントを読んでもらえただけで満足する人もいます。そういう人は、返信を期待していません。

好感を持たれる返信のコツは「平等に」です。

誰かを特別扱いするのは、嫉妬の原因になるので注意しましょう。特に、2人でいちゃいちゃするのは見えない所でやりましょうね(笑)

敬語や丁寧語で書く、話言葉で書く、気軽なおしゃべり風に書く、など文体を決めてもいいし、コメントの内容や親しさのレベルによって使い分けてもよいでしょう。

ただし、仲よしグループの色が濃くなると、グループ以外の人は疎外感が強くなってコメントしにくくなってしまいます。

逆に「仲間」を重視した返信でブログの特徴をアピールし、読者を選ぶこともできます。

返信のくり返しは、内容によっては他の読者も楽しめる場合もありますが、簡潔な返信で一区切りつける方がスマートですね。 

ダラダラと続く会話にならないよう、適度に返信を控えることも必要です。

 好意的なコメントに対する返信の書き方

 これはもう嬉しさを最大級に表現した返信でかまいません。

あなたが嬉しかったポイントをしっかり書きましょう。

【例】「〇〇さん、ありがとうございます!(≧0≦)そこがネックだったのです。スッキリしました~♪」

絵文字やスタンプもOKです。

仲良しさんからのコメントに対する返信の書き方

 親しい読者へは、よそよそしくない返信にしましょう。

あなたのブログが個人的なものであれば、あまり気を遣う必要はありません。

【例】「シズねー、ありがとうね~♪そういう方法もあるんだね。さっそく試してみるよ(^-^)/」

ファンからのコメントに対する返信の書き方

 個人的にメッセージをやり取りするほど親しくはないけれど、熱心にブログを読んでくれているファンは、大事にしたいものです。

【例】「〇〇さん、いつもありがとうございます。その通りなんです。〇〇さんのブログにも以前似たような事が書かれていました。心強いです。ありがとうございます」

「いつも」を一言付け足しましょう。この一言がとても嬉しく感じられるのです。

相手のブログを、あなたもきちんと読んでいるということをさりげなくアピールできたら最高ですね。

アンチ派からのコメントに対する返信の書き方

 カチンときたりムカついたら、少し時間をあけるようにしましょう。

悲しくなったときも、気持が落ち着くまで返信しない方がいいです。

根拠のない言いがかりや反論は無視します。

そのコメントを、あなたが不愉快に感じたことが伝わると、相手は喜びます。なので、まともに取り合わないことが鉄則。

【例】「〇〇さん、貴重なご意見をありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします」

相手のコメントの内容に、一言も触れる必要はありません。そして、あなたの感情を表すことも控えましょう。定型文で返信すればいいのです。

また、相手の言い分にも一理あって、自分が新しい考え方の側面に気づいたのなら、素直に感謝してかまいません。

あるいは、くだらないコメントを「大袈裟に褒める」という嫌味な返信もあります。

【例】「〇〇さん、コメントをありがとうございます。そのような視点で考えるとは素晴らしいです。さすがですね」

心にもないおべっかでサラリと返信するのは上級テクニックです。普通の読者は、あなたのことを心の広い人だと感心するでしょう。

迷惑コメントに対する返信の書き方

感情を出さないこと。そして、できるだけ簡潔な文章で相手からの更なる返信を阻止します。できれば、ひとことで済ませましょう。

【例】

  1.  スパムコメント:無視(放置)または削除
  2. 個人的なコメント:「それは何よりです」「そうでしたか」「ありがとうございます」
  3. 誹謗中傷:「あなたのおっしゃることは、よくわかりました」
  4. クレーム・強迫:「そのような意図はございません」「おっしゃることがわかりかねます」
  5. 上から目線の批判:「〇〇さんは、そのようにお考えなのですね」
  6. 補足説明:「ありがとうございます」
  7. 反論・否定:「〇〇さんは、そのようにお考えなのですね」
  8. 間違いの指摘:「ご指摘ありがとうございました」
  9. 長文:「ありがとうございました」
  10. 中身のないコメント:次項の「リップサービス返信」
  11. 無関係な質問:「ご質問ありがとうございます。ここでの回答は控えさせていただきます」
  12. 誤解:「そのようなことはございません」

リップサービス返信の書き方

 あからさまに褒めておだてるのも、ときには役立つことがあります。

おべっかだとわかっていても、やっぱり嬉しいものです。けっして悪い気はしません。

中には、真に受けて舞い上がる人もいるでしょう。返信で褒められたくて、またコメントを書きたくなるのが人の心理です。

コメントの内容に褒めポイントがなかった場合は、相手の人柄を褒めましょう。

【例】返信に次のような1文を添えてみてください。

  •  〇〇さんの優しさがにじみ出ていますね
  • そういう気遣いにグッときます
  • きっと、〇〇さんの家族は幸せなんだろうなぁ
  • いつもお気遣いありがとうございます
  • 〇〇さんからのコメントがくると嬉しくなります
  • 繊細でナイーブな〇〇さんの言葉が心に刺さります
  • なんだか感動しました
  • 〇〇さんの言葉、しっかりと胸に刻みました
  • 〇〇さんのコメントに、いつも元気をもらっています
  • 〇〇さんのおかげで、あたたかい気持ちになれました
  • わたしも〇〇さんのブログの更新を楽しみにしています

これは一見「平等に」に反するようですが、このような「差別」や「えこひいき」は、良い意味での嫉妬心を搔きたてるので有効です。

恋愛感情や親密さで平等を欠くのはマイナスですが、「尊敬」「感謝」「感動」でのリップサービスは上手に活用しましょう。

まとめ

あなたのブログがどのような性格のものなのかによって、寄せられるコメントや返信の書き方も変わってきます。

コメントそのものを、どんな位置づけにしているかによっても違いますね。

けれど、熱心な読者も、初めて読んでくれた人も、みんなが目にするコメントです。

そこから、あなたに対するイメージが固まってくるので、自分をどのように印象づけたいのかによって表現を選んだ方がよいでしょう。

また、細かいことは気にせずに自由気ままに返信を書くこともアリです。それが、あなたらしさだから。

たかがコメント、されどコメント。大切なのは、コメントや返信をあなたが楽しめるかどうかです。

 

 コメントされたブログの運営者、それを読む読者、そしてコメントを書いたあなたもハッピーになる「嬉しいコメントのマナー」については、別の記事に書きます。

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りょうこのつぶやきでした。

では、ごきげんよう。

アイキャッチ画像出典:ラブレターの参考に!恋人が泣くかもしれない感動的な手紙の書き方