*2018年8月更新*
新聞記事を使って作る小学生新聞には、2つの種類があります。
スクラップした記事のストックから「1つの記事」をピックアップして作る「スクラップ新聞」と、切り取らずにページごと保管した新聞記事から「テーマに合った記事」を選び複数組み合わせて作る「切り抜き新聞」があります。
それぞれの違いを理解して、楽しく作品を作りましょう。
「切り抜き新聞」―たくさんの記事を貼る
子ども新聞の記事で気になるものをみつけ、その記事に関連する記事をいくつも集めておきます。
集めた新聞の切り抜きは、台紙やノートなどに貼らずに整理しておきましょう。
- 興味のある記事を細かく切らずにページ単位で集めておく
- 集めた記事をジャンルごとに分ける
- そのジャンルにテーマをつける
- 集めた記事をていねいに切り取る:あらかじめマーカーなどで枠を書いておく
- レイアウトを決めて台紙に切り抜いた新聞を貼る
- 貼った記事のそばに記事の要約や感想などのコメントを書く
- 新聞の見出し(題名)を考える
- 全体のテーマを大きく書く
- テーマをわかりやすくアピールする:色や線、イラスト、図・表などを入れる
- 「まとめ」を書いて完成
自分で書く文章が「新聞記事」よりもハードルが低く、複数の記事で内容を表現します。
詳しい作り方は、こちら↓
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「スクラップ新聞」
切り抜き新聞のように、たくさんの記事は使いません。
中心になる大事な記事を1つ選んで、自分の考えや調べたり取材した情報でオリジナルの新聞記事を書きます。
参考資料として、その記事に関連する小さな記事を1~2つ使うのはOKです。
- スクラップの中から好きな記事を1つ選ぶ
- 新聞のテーマを決める *1と2が逆になってもかまいません
- 新聞の名前を考える
- スクラップ記事をコピーする(白黒のバランスをきれいに調整、拡大・縮小)
- 仮割付
- 貼る記事の要約(リード)と自分の見出しを考える
- 取材や研究をする
- 自分で調べた記事を書く
- 写真・イラスト・図表などを準備する
- 書いた記事の見出しを考える
- 本割付
- 清書
- 奥付(題字下)と見出しを書く
- 罫線を書く
- 欄外に書く
ここで大事なことは、スクラップした新聞記事の内容について、自分なりの意見や感想を必ず入れることです。
これがなければ、新聞とは言えなくなってしまいます。
<参考>
第3回「 朝日小学生新聞 スクラップ学習コンクール」
応募要領は『新聞スクラップのやり方|朝小新聞スクラップ学習コンクール』で検索してください。*保護されていない通信なのでリンクを貼れません
作品受け付けは9月1日10月2日です。
応募締め切りは10月2日当日消印有効です。
この夏休みは、スクラップと新聞づくりのチャンスです!
レイアウトの基礎をしっかりおさえると応用のバリエーションが広がります。
理屈抜きで「基本的な理論」を楽しく学べる本は、新聞だけでなく学級だよりや広報、チラシ、ポスター、標語、何にでも応用できるすぐれもの。
りょうこのつぶやきでした。
では、ごきげんよう。
アイキャッチ画像出典:親子で読んで学力アップ!毎日小学生新聞読み方教室〔新小学4年生~6年生と保護者1名〕 - 毎日小学生新聞 | T-KIDSシェアスクール