「生きるのが辛い」ということは、今の人間関係の中で生きるのが辛いということである。生きることそのことが辛いわけではない。
確かにそう思う。生きることそのものは、別に辛くともなんともない。ただ、接している人間関係が辛いのだ。辛さの原因は、常に他者との関係においてである。
「生きるのが辛い」と言う人も、今の人間関係と違った人間関係の中で生きれば、生きるのが楽しくなるかもしれない。
そうだ。今の人間関係に何も問題がなければ、努力は報われるし結果を手にすることができる。
生きることが辛いか、楽しいかは、その人がどのような人に囲まれているかによって決まるところが大きい。
生き辛さに苦しんでいるとき、一度自分の人間関係を見直してみたらいい。会社の人間関係、家族の人間関係、友人関係、隣近所の人間関係、SNSの人間関係、どこかがおかしいはずだ。
見直してみて「こいつだ!」と思ったとしよう。それがわかったら、さっさとサヨナラすればいい。ところが、そう簡単に人間関係を解消することはできない。だから、いつまでも辛いのだ。
もし、自分のそばにいる人が猛毒を振りまいていたら、それはものすごい問題である。だから、自分に害を及ぼす人を見抜く力が必要。
参考:「あなたを傷つける人」の心理 加藤諦三(かとうたいぞう) PHP文庫
ISBN4-569-66470-9
りょうこのつぶやきでした。
では、ごきげんよう。