デスクワークや手芸などで老眼鏡愛用歴2年のりょうこです。初めて老眼鏡を作ったのは眼鏡市場でした。レンズの種類と用途について、わかりやすく説明してもらえたので、とても心強かったです。すすめられるままにUVカットとブルーライトカット加工を追加しましたが、よかったと思っています。
ワクワクしながら、さっそく出来上がったメガネを使ってみたら。手元はよく見えるのですが、PCの画面がややぼやけて見えます。お店で適当に距離を合わせたのが、実際のポジションと違っていたのでしょう。1ヵ月以内なら、無料でレンズ交換に対応してくれました。おかげさまで快適に執筆できるようになりました。
老眼鏡との出会い
わたしが「老眼」を意識し始めたのは5年以上前になりますが、最初はスマホを見る時に離して見た方が見やすくなってきたことで気づきました。その後も放置していましたが、お化粧のときのコンパクトの鏡が見づらくなって離すと見えるのを繰り返すようになり、完璧な「老眼」を自認しました(笑)
「老眼鏡」は、なんとなく(かなり?)イメージが年寄り臭くてよくないのですが、実際に使ってみると、その快適さは手放せなくなります。
コンタクトレンズもあるのですが、わたしは生理的に好きではありません。
職場で老眼鏡の威力に感動したら、すぐに自宅での不便さが我慢できなくなりました。手芸や裁縫、新聞や読書、大好きな数独のパズルなど、好きなことをするときにピントの合わないイライラがつのります。
2個目の老眼鏡は、別のメーカーのバーゲンで3000円ほどで作りました。携帯端末には使用しないので、ブルーライトカット加工もしていません。
そして、そろそろ室内用の中近メガネも欲しくなっていいる今日この頃。
研修会などで、遠くのスライドと手元の資料を見る時には、遠近メガネも欲しいなぁと感じます。中近と遠近、どちらを先に作ろうか悩ましいところ。
意外と知らない老眼鏡の種類
まず、老眼鏡のレンズには、手元専用の「単焦点レンズ」と遠近両用などの「二重焦点レンズ」があります。二重焦点レンズには、遠近両用が開発されて当時の境目がクッキリしている「二重焦点レンズ」と、その後開発された「二重焦点の累進レンズ」という境目のないレンズがあります。いかにも老眼鏡という境目のある遠近両用メガネは、最近はほとんど見かけなくなっていますね。
両用眼鏡の特徴は、焦点が2つあることです。その焦点距離の組み合わせによって、
- 遠近
- 中近
- 近近
の3つのタイプに分かれています。
その他に、まだ10~20代以上の若い人で、まだ老眼には早いけれどPCなどの長時間労働で目が疲れやすいと感じる微妙な世代向けの「眼精疲労軽減型累進レンズ」というものがあります。
初期の遠近両用メガネのレンズには、近くを見るための盛り上がった窓がクッキリとついていました。
目立つ境目を無くした累進レンズです。
初めての遠近両用レンズでの違和感について : お客様相談室からのワンポイントアドバイス : 東海光学株式会社
遠近両用メガネは度数の変化が一番大きいために、初めて使う場合には次のような不快感があるようです。
- 足元が浮いて見えてフワフワした感じがあり気分がよくない
- 車の運転時に、横目で左右を見るとぼやけたりゆがんで見えるので怖い
- よく見える範囲が狭いのでスッキリしない
- 読書や手芸、PC作業などで疲れやすい
このような不快感を軽減するために「脳科学を取り入れた遠近両用メガネ」も開発されています。
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メガネの特徴と選び方
1.遠近両用メガネ
遠くと近くの両方を見ることができるので、1日中かけたままで室内・屋外で使うことができます。
2.中近両用メガネ
別名「室内用メガネ」と呼ばれています。室内やオフィス内の範囲しか見えないので、部屋の外の遠くを見ることはできません。したがって、運転には使用できません。
3.近近両用メガネ
これは「デスクワーク専用」のメガネです。デスクワーク以外にも、新聞を広げて読んだり、フラワーアレンジメントや楽器の演奏など様々なシーンで利用できます。
ただし、少し離れた室内にはピントが合っていません。足元や行き先がぼやけるので、TVを見たりこのメガネをかけて室内を歩くことはできません。
座った状態か、立っていてもあまり移動しない作業に向いています。
4.近用単焦点レンズのメガネ
手元専用のメガネで、手元の左右の幅が最も広く見えます。これが、いわゆる「老眼鏡」です。一定の距離にしかピントが合わないので、読書など使用目的がひとつに限定されます。
5.眼精疲労軽減型累進レンズのメガネ
遠近両用メガネと同じ使い方で、かけて歩くことができます。長時間のPC作業による目の疲れを軽減してくれます。老眼鏡の一歩手前のメガネです。
まとめ
老眼鏡は「シニアグラス」とも呼ばれています。加齢に伴って起きてくる日常生活の不便さを取り除いて快適にしてくれる道具です。
何が不自由なのかによって、選ぶものが変わってきます。信頼できるお店を選んで、しっかり相談してメガネを作りましょう。
わたしは、車の運転や映画館、研修会場などに限って普通の近視メガネ(遠用)を使います。普段の生活や仕事では裸眼です。採血や注射も、まだメガネなしで支障ありません。ただ、デスクワークと手芸などのときに見えづらさが苦痛だったので、2年前にメガネを作りました。PCの画面はぼやけるし、針に糸を通したり、ビーズにワイヤーを通すときに、まったくピントが合わなかったのです。
あなたは、日常生活のどんなシーンに不自由を感じていますか?まだ老眼ではなくても目を酷使する仕事や環境だったら、一度メガネの相談をしてみることをおすすめします。
あなたの幸せを願って。
りょうこのつぶやきでした。
では、ごきげんよう。