人にはいろいろな性格があります。基本的にどの性格にも優劣や善悪はありません。その人の自我(エゴ)や価値観は自由でいいのです。ただし、ウマが合う合わないなど波長が合わない組み合わせは必ず存在します。それが、苦手意識や嫌悪、非難につながります。
しかし、自分のタイプと相手のタイプを知り、互いの性格や反応のパターンが理解できたら、信頼関係を築くことは簡単なのです。価値観の違いから、激しくぶつかったり疎遠になりがちな相性もあります。けれど、埋められない溝はありません。
タイプ6は忠実な人
日本人の約6割が「タイプ6」だと言われています。几帳面で、でしゃばらず、気配りをして周りとうまくやりたいという気持ちを強く持っています。そのため、集団に合わない人を排除する傾向があります。自分を守ってくれる強い存在に頼ろうとする日本人にもっとも多い忠実な人です。
タイプ6って実際どんな人?
有名人やキャラクターでは、安倍晋三、竹中直人、ペ・ヨンジュン、石川遼、アドルフ・ヒトラー、ヨセフ・・スターリン、リチャード・ニクソン、トム・ハンクス、「サザエさん」のマスオさん、バカボンのママ、「巨人の星」の星飛馬、ハリー・ポッター、般若(るろうに剣心)などが該当します。
とても慎重で堅実派です。伝統や過去の慣習を重んじ新しいことに挑戦するのは苦手です。和を重んじるため、自分と価値観が違うひとを排除する行動に走ることがあります。
正直者で嘘や隠し事は大嫌い。ルールをしっかりと守り計画的に物事を進めます。感情の起伏は穏やかで温厚ですが、予定外の突発的なことや前例のない事態への対応ができずにパニックに陥ることも。
どちらかというとネガティブな想像が多く、取りこし苦労で自ら不安になってしまいます。細かなことを逐一確認しなければ、安心して物事を進めることができません。
チームで集団行動をしているときが安心できます。自分だけのけ者にされたり、一人でやりなさいと突き放されることを、ものすごく嫌います。
阿部首相とオバマ大統領は?
安倍晋三さんはサイグラムでは「F1」フィーリング・グループの楽観派タイプ1です。感覚的な直観力は強いのですが、相手の真意や内面には気づかないことも多く、無防備に人を信じてしまう傾向があります。
オバマ大統領は「M11」マインド・グループの楽観派タイプ11です。エニアグラムでは「タイプ3」です。気さくで社交的でポジティブです。情報収集、分析、判断、計画してから行動するタイプです。
ちなみにトランプ氏は「F3」フィーリング・グループの楽観派3です。社交的なロマンチストで、広く浅くたくさんの事に多角的に取り組むことが好きです。そのため集中力が足りずに詰めが甘くなる傾向があります。大雑把でポジティブです。
サイグラム psygram | 吉井伯榮公式サイト | コミュニケーション能力の伸ばし方について体系的に学んだことはありますか…?
りょうこのつぶやきでした。
では、ごきげんよう。