学校で取り組む子ども新聞には、3つの種類があることを知っていますか?
- 学級新聞
- 学校新聞
- 学習新聞
夏休みや冬休みに自分一人で作る新聞は、「学習新聞」になります。
「学習新聞」は、何人かのグループで作ることもありますが、基本的には一人で作ることが多いですね。
作り方のポイントを見て行きましょう。
<2018年7月更新>
学習新聞は「まとめ」の発表
学習新聞は、学校の授業で勉強したことをまとめたり、自分で調べたことをまとめて文章を考えて作るものです。
インターネットや本で調べたことだけでなく、実際に自分が見たり聞いたりした事実をもとにして、考えや意見をまとめることが大切です。
学習新聞のジャンルを選ぼう
学習新聞には、次のような種類があります。
さあ、あなたはどのジャンルを選びますか?
- 壁新聞:校内の掲示板や老化などの壁に貼ってみんなに見てもらう
- はがき新聞:はがきやはがきの大きさの紙に書いて「郵送」する(暑中見舞い新聞、年賀新聞など)
- 国語科新聞:小説、俳句、短歌、作家などを「テーマ」にする(読書新聞、作品や作家の紹介など)
- 社会科新聞:「歴史的なできごと」や「歴史上の人物」を深める(歴史新聞、外国の紹介新聞など)
- 理科新聞:「科学的な事実」を空想でふくらませたり、新しい疑問を投げかける
- 職場体験新聞:いろいろな職業の現場に行き「体験学習で学んだこと」のまとめと意見や感想
- わがまち新聞:自分の「住んでいる地域」のよさや話題をまとめる(歴史、名所、名物、イベントの紹介など)
- 遠足・宿泊行事の新聞:遠足、修学旅行、校外学習などで学んだことの報告
子ども新聞づくりの仕上がりチェックリスト
子ども新聞の仕上がりをチェックするポイントは、次の2点です。
- 紙面の見やすさ
- 記事の内容
▶紙面の見やすさ
- きれいな字でていねいに書かれている
- はっきりした読みやすい字で書かれている
- 用紙のマス目いっぱいに字が書かれている
- 見出しが目立つように工夫されている
- 記事や写真、イラストなどの配置が読みやすくなっている
- カコミ記事がパッと見てわかるようになっている
- 題名が新聞の内容やテーマに合っている
- 段けいがきちんと書かれている
- 壁新聞の場合は、離れて見ても目立つように工夫されている
- 印刷して配る場合には、紙面にゴミがついて汚れていないこと
▶記事の内容
- 一番面白い記事はどれかな?
- 知らなかったことや驚くようなニュースが載っている?
- どの意見がいいと思う?
- どの感想がおもしろかった?
- わかりやすい図やグラフなどを使っている?
- 一目で惹かれる見出しがある?
- 思わず読みたくなるような見出しの言葉があった?
- 興味を引くカットや写真、マンガなどが載っている?
- もう一度読みたいと思う記事があった?
- 「なるほど」「ためになった」と思える記事があった?
子ども新聞づくり
新聞の種類や目的、形や大きさが変わっても「新聞づくり」の基本はほぼ同じです。
新聞の構成要素と作り方の手順を一度理解すると、あとは応用自在に楽しめます。
どの新聞づくりでも基本的なことを学べます。
好きなテーマ、興味があることややってみたいことなど、楽しいことからはじめてみましょう。
りょうこのつぶやきでした。
では、ごきげんよう。
アイキャッチ画像出典:キッズクリエイティブ研究所 | 東大サマーキャンプ2014クレイアニメスタートアップ講座