読書感想文がスラスラ書けちゃう2種類の「感想文シート」と4つのステップで、さあLet's try !
なんとも苦手な読書感想文。
いろんな方法を試しても、どうもピンとこなかった。
でも、もう大丈夫。
- 本の選び方
- 本の読み方
- 感想のまとめ方
- 感想文の書き方
そもそも、 世の中の中高生には、特別なhow-toがなくても、スラスラ感想文が書けちゃう人と、how-toを頼りに何とか書ける人、そして how-toがあってもなくても書けない人の3種類が 存在する。
だから、1つの方法だけをすすめられても、それを使ってうまく書けない人は必ずいるのだ。
しかも、「書き方」の概念が画一的すぎてバリエーションがない。
自分にあった方法を選べないのだから、書けなくて当たり前。
ここで今までの読書感想文のイメージを変えて、「あなたが書ける」方法を探してみよう。
- 1.感想を書きやすい本の選び方
- 2.本の読み方
- 3.感想のまとめ方
- 4.感想文の書き方
- やり方は自由にアレンジする
- 平凡な表現を特別な表現に変える
- 興味をそそる書き出し:12の具体例
- 誰に何を伝えたいか
- 文体の使い分け
- 課題図書の攻略法
- さあ、必要なものを準備しよう!
1.感想を書きやすい本の選び方
読書感想文のスタートは「本選び」から始まる。
ここが最も重要なポイント。
課題図書を指定された場合は、その中から選ぶしかないけれど、自由に好きな本を読んでもいい時には、思いっきり好きな本にしよう。
- 小さい頃からの愛読書
- TVや雑誌、友だちとの会話で気になっている本
- インターネットやSNSで話題の本
- 面白くて一気に読める本
- 趣味や好きなことに関する本
- 自分の経験と重なる(一致する)本
- 以前に読んだことがあって記憶に残っている本
- 先生や家族に相談してオススメの本を教えてもらう
- 読書感想文や自由研究のサイトを利用する
- 図書室や図書館の人に相談する
- コンクールの課題図書を参考にする
- 友だちと相談する
できれば本屋さんや図書館などに行って、直接本を手に取り中をパラパラと見て選ぶようにしよう。
インターネットで探して選ぶよりも、ずっとあなたにピッタリの本に出合えるからだ。
実物に対するインスピレーションは重要。
感想文の書きやすさがグンとあがる。
次のような本に注目してみよう。
- 「感動」を意識するよりもワクワクする楽しい本
- 伝記やノンフィクション
- 写真の多い本
選ぶ本の好みは、性格によって違っている。
一般論は気にせず、自分のフィーリングや感性、目的に合ったものを探すのがコツ。
ここで注意したいのが、読む手間を減らすために薄い(字数の少ない)本を選んでしまわないこと。
内容も薄くなるので、逆に感想が書きにくくなってしまうという落とし穴がある。
できれば普段なら絶対に読まないような分厚い本にチャレンジしてみるのも面白い。
2.本の読み方
ここが2番目に重要なところ。
どんな読み方をするのか?
ただ漠然と読めばいいっていうものじゃない。
- あらかじめ本の内容の概要を知っておく
- 「どうしてこの本に決めたのか」という理由をハッキリ意識して読む
- 気になった所に印をつけながら読む
- できれば2回以上読み直して欲しい(1回だけではもったいない)
この本に決めた理由は、感想文のテーマになる。
あとがきや紹介文などで本文の概要を知っていると、テーマに沿って詳しく読み進めることができる。
もう一度読み直すことができれば最高だが、1回読んだだけで感想文を書いてもOK。
長文を読んでいると、先に感じたことや気になった所を忘れてしまうことがある。
全部読み終わった時点で完璧に感想を覚えておくのは難しい。
だから、付箋や栞(しおり)、マーカーなどで大事な所に印をつけておこう。
そうすると、あとから感想をまとめる時に楽ちん、楽ちん。
3.感想のまとめ方
①気になったところを書きだす
本を読みながら付箋をつけたりチェックしたところを書きだす。
この時、本文の内容と掲載ページも一緒にメモしておくと、あとで引用する時に便利。
- 読む前の期待感・予想
- 本のどこに感じたか
- どんなことを感じたか
- 本を読み進んで変化したこと
- 自分のまわりの実生活に関係すること
- 登場人物になりきってみて感じたこと
- 今の現実と照らし合わせて想像したこと
- その通りだなと共感したところ
- どうしてだろう?と疑問に思ったこと
- はっと気づいたこと、ひらめき
- 自分ならこうしただろうということ
付箋やマーカーなどでチェックしておいた所を、全部書きだしてみよう。
それから、感じた事やなぜそう思ったのか、自分の考えや行動などをあとから書き加えるといいよ。
②自分の考えと行動を具体的にする
気になったことを書きだした内容から以下の点について考える。
- これからどうすべきかという意見
- 今の自分はどうなんだろう
- 家族や友人、学校の友だちなどに当てはめてみる
- わかったこと、気づいたこと
- これからなりたい自分
- 自分を変えるにはどうしたらよいか具体的な行動
- 読後感(気持ち)
- 読む前の予想と読み終わった時の印象の違い
先に書いた「感想文アシストシート」を参考にしながら。今度は「感想文まとめシート」を埋めて行こう。
▶【読書感想文の書き出し】その本を選んだ理由の具体例7つに当てはめるだけ
4.感想文の書き方
読書感想文は、いきなり原稿用紙には書かない。
そんなことしたって、3秒でフリーズしちゃうよ。
書く前にいろいろ準備してから下書きをする。
それを校正して最後に清書なんだ。
頭で考えただけで書けるなんて、相当の神業だよ~。
①先生ウケする書き方―先生は何を求めているのか
- 「原稿用紙」を使いこなせているか
- 「正しい日本語」が書けるか
- 「感想」と「感じた理由」が しっかり書けているか
- 「自分の考えと行動の変化」があったか
「感想」と「感じた理由」「自分の変化」をごっちゃにするから 、うまくいかない。
「感想」は、本を読んで感じたこと。
自分の気持ち。
ここは誰だって素直に書ける。
大事なことは、「感じた理由」と「自分の変化」なんだ。
そこをキチンと分けて考えればカンタンなのさ。
知ってた?
「読書感想文」っていっても、実は単なる「感想」だけじゃないんだよ。
まず、そこをちゃんと理解しよう。
先生が評価するポイントは、読書や読んだ本に対する取り組み姿勢が現れているかどうか。
それは、読んだ人の「変化」で判断する。
どんな影響を受けて、どう変わったか。そこがポイント。みそ。
そして、とっておきの超裏ワザは「家族」を登場させること。できれば祖父母がよいけれど、両親やきょうだいでもじゅうぶん。
自分が家族に「影響」を与えたこと、家族から「学んだ」こと、それで自分がどう変わったのかということが高評価につながる。
覚えておいたほうがいい。
これは、小学生の感想文で特に効果が高かったテクニック。
実際の受賞作品にも使われているんだ。
② 友だちを感動させる書き方
友だちが「へぇ~そうなんだ」「スゴいね!」「よかったね!」「私もそう思ったよ」
こんな風に感じてくれる感想文を書きたいよね。
同世代だし、いつも一緒の仲間だったらわかってくれる。
そんなに親しい人じゃなくても、「ふ~ん、そうなんだ」と思ってくれる感想文を書こう。
それは、感想文を読んでくれる相手を身近で具体的に思い描くこと。
無理に背伸びをしないこと。
普段通りありのままの自分を出そう。
③付箋やメモから「感じたこと」「感じた理由」を整理する
感想のまとめ方は、上記3.の通り。
個別にまとめた感想を、似たようなグループに分けたり、合体できる場合は1つにまとめてしまおう。
時系列にこだわらずに、流れのいい順番を考える。
そして、余分なものは捨てる。
ここが大事。
一番重要な所を際立たせるためには、3つくらいのエピソードに抑えた方がいい。
④自分の中で変化したことを書きだす
- 本を読む前の気持ち
- 本を読んでいる途中の気持ちの変化
- 読み終わった時の気持ち
- 読んでから時間(日数)が経った時点での気持ち(変化)
- 変えようと思った行動、実際に変えてやってみた行動
- 自分のまわりの変化(家族、友人など)
そして、本を読む前には知らなかったことや当たり前だと思っていたことが、読んでみて新しく何がわかり、どう変わったかを簡単に整理する。
⑤感想文のテーマを考える
ここまで作業してきたら、もうほとんどテーマは決まっているはず。
そこを再確認しよう。
読む前に漠然と抱いていたイメージやテーマが、読んでみると微妙に違っていたら。
その違いを比較して感想文に仕上げられる。
予想通りでも大丈夫!
- 最初のイメージ通りだった
- 最初のイメージと少し違ってきた
- 最初のイメージとまったく違っていた
⑥文章の構成を決める
基本は、みんなが知っている「起承転結」
大きく4つの構成にしてみよう。
単純に言い換えると
- 書き出し(冒頭)
- 中①
- 中②
- まとめ
この順番を入れ替えて、「結起承転」でもいい。
中~高校生では、小学生と違って中①②ではおさまらないのが普通。
ここがかなり増えるはずだ。
ということは、
- 冒頭(書き出し)
- 中身(本文)
- まとめ
のように大きく3つに分けて考えた方がわかりやすい。
- 感想メモをまとめたリストから感想として伝えたいことの順位を決める
- 結論に至るまでの影響があったエピソードの順番を決める(本に出てきた順番でもよい)
- 不要なものは削る
- 関連のあるものをまとめる
このようにして、感想文に書く内容を絞り込む。
会話文も入れた方がよいので、どこに何の会話文を使うかを決めておこう。
⑦文章の分量を配分する
400字詰め原稿用紙5枚で2000字。
これが中~高校生の一般的な文字数になる。
構成の案を、それぞれ何字で書くか配分を考える。
- 一番強調したいことの分量を多くする
- 完結に表現できることは4~5行にまとめる
- いくつのエピソードについて書くかによって段落数が決まる
- 段落ごとのボリュームをざっくりと決めておく
- 会話文は、独立した行を使うので注意する
⑧構成と配分に合わせて下書きする
書く段落ごとの分量に合わせて書いてもいいし、全体を書いてしまってから微調整してもかまわない。
ここは、自分がストレスなく書けるやり方で書こう。
感想メモの順番を考えたら、そのメモどおりにまず書いてみて、内容をふくらませたり絞り込むのはあとからやってもいい。
⑨「まとめ」を書く
本を読んで自分が何を感じ(学び)どう変わったか、どんなことができるようになったか、という結論を書こう。
「こうなりたい」「こうしていきたい」という希望・願望で終わってしまうと少しもったいない。
基本は同じ。ぜひ参考にしてね↓
▶審査員をうならせる!裏ワザ文章大公開【小学生の読書感想文の書き方】
⑩感想文の題名を考える
全体が書きあがってから、最後に題名を考えた方がいいね。
ここまできたら、あなたの感想文にピッタリの名前が自然に浮かんでくるよ。
一番心に残っているシーンや言葉を盛り込めばいい。
先に考えておいたタイトルがあれば、そのままでいいか直した方がいいか、ここで考えよう。
このタイトルが、審査員の目に留まるかどうかがコンクールでは非常に重要になってくる。
担任の先生が「おっ!?」と読みたくなるようなタイトルにしよう。
<平凡なNGタイトル ベスト5>
- 「〇〇を読んで」
- 「楽しかった読書」
- 「昨日、嬉しかったできごと」
- 「〇〇という本との出会い」
- 「私と〇〇の違い」
これらがどうしてよくないのかは、平凡で感想の中身が伝わってこないから。
1.は、読んだ結果がどうだったの?という疑問しか残らない。読んで「どうなった」のかというインパクトに興味を持ってもらおう。
改善例)「単なるゲーム仲間は本当の友達じゃなかった」(20字:2行になる)
内容が複雑でうまく表現し切れない場合は仕方がない。
NGタイトルで上位入賞している作品もあるので、まったくダメというわけではない。
2.は、読書という行為が楽しかったのか、読んだ本の内容が楽しかったのかわからない。
具体的に何が楽しかったのかをズバリと書こう。
改善例)「読書の時間に感謝」(8字) 「笑い通しでストレス発散」(11字)
3.は、どうして昨日のことで今日じゃないのか、何が楽しかったのかがさっぱりわからない。
改善例)「七夕に起こった奇跡が人生を変えた」(16字)
4.は、その本と出会ってどうだったのかがわからない。
その本から何を学んだのかを具体的に書こう。
あるいは、どんな出会いだったかを簡単に書くだけでもずいぶんよくなる。
改善例)「売られた子どもの命の重さ」(12字)
5.は、どこがどう違っているのかわからない。
決定的な違いをハッキリ対比させよう。
改善例)「しっかりと夢を持っている〇〇の強み」(17字)
なんだか、新聞記事の見出しを考えているようだね。
原稿用紙では、タイトルは2~3字下げて書き始める。
1行20字なので、できれば10字前後がいい。
どうしても長くなってしまう場合は2行に分ける。
▶原稿用紙・作文用紙の書き方、すべて教えます【作文、読書感想文、小学生から就活まで対応】
⑪インパクトのある「書きだし」(冒頭)を考える
これは、新聞のリード文だと考えるとわかりやすいよ。
感想文の要約や、特にアピールしたい文章を強調するだけでもいい。
冒頭でインパクトを与えるにはコツがある。
- 結論をズバリと書く:わかったこと、自分の変化
- 読後感と今の気持ちの比較を対比させる
- 会話文:自分の言葉、本文の引用(まとめと対比させる)
過去の受賞作品も、参考になるよ。
▶【題62回青少年【読書感想文全国コンクール2016】受傷作品の評価のポイント分析
⑫校正する
ここは辞書を使いながら慎重にやる。
できれば誰か大人や年上の人にも見てもらおう。
誤字脱字は徹底的にチェックする。
助詞や助動詞の使い方、句読点もしっかりチェックする。
原稿用紙の使い方が間違っていたら減点だからね。
▶原稿用紙・作文用紙の書き方、すべて教えます【作文、読書感想文、小学生から就活まで対応】
⑬原稿用紙に清書する
特に指定されなければ、鉛筆で書こう。
間違いは消しゴムで修正できる。
できるだけ美しい文字で書くように心がける。
字がキレイだと、読む人のストレスが少なくて済むので、下手はヘタなりに頑張ってキレイに仕上げよう。
やり方は自由にアレンジする
これまで順番に詳しく説明してきたけれど、 順番どおりにやらなければならないという決まりはない。
自分流にアレンジしてもいいし、もちろん順番を変えてもいい。
やりやすいところ、書きやすいところ、強く感じたところから自由取り組もう。
- 細かく順を追って作業するのが得意なタイプ
- とりあえず思いつくままに全文を書いてみるタイプ(あとから分解・手直し)
- アバウトにできるところだけラフにやってみるタイプ(足りない所を肉付け)
自分がどのタイプなのかを意識してみるといいよ。
絶対にこうしなくてはいけない、という決まりはないんだ。
平凡な表現を特別な表現に変える
題名のところでも、平凡な表現はよくないと説明した。
ありきたりの言葉は、感想文の本文でも、できるだけ使わないように気をつけてみよう。
ポイントは、「自分の変化や状況を具体的に書く」ということ。
- 感動しました⇒言葉が出なくて手を握りしめていた、いつのまにか涙がこぼれていた
- 胸がいっぱいになりました⇒胸に熱いものがこみあげてきた、息苦しさを覚えた
- 悲しくなりました⇒きっと地獄の苦しみだったと思う、自分なら耐えられない
- すごいなぁと思いました⇒思わず拍手していた、自分が情けなくなった
自分の下書きを読んで、これらの4つの表現をなくしてみよう。
興味をそそる書き出し:12の具体例
- 先日、私はこんな体験をしました。(登場人物と同じような経験だった)
- 平積みされた沢山の本の中から、私は表紙のイラストと〇〇という文字に吸い寄せられるようにして、気が付くとその本を手に取っていました。(その本との印象的な出会い)
- 本の題名から、〇〇という内容が書かれていると思って読み始めました。ところが、実際の中身は△△だったのです。(イメージと実際の大きな違い)
- 〇〇という本を読んで、新しくわかったことが3つあります。
- 〇〇について、2つの大きな気づきがありました。それは、私の価値観と行動を見事に変化させてくれました。
- 擬音語、擬態語
- セリフ(言葉、気持ち)、登場人物のセリフ
- 物語のテーマ(主題)
- 疑問形とその答え:タバコを製造・販売して大儲けしている当事者が、絶対にタバコを吸わないのはなぜだろう?それは、誰よりもタバコの害と依存の恐怖を熟知しているからにほかならない。
- 日時や場所(回想シーン):今でも鮮明に覚えている。〇年前の〇月〇日、いつもと同じ朝が「りょうこ、りょうこ」と叫びながら階段を駆け上がってくる母の声で一変した。
- 一番伝えたいこと:今、私は友だちの支えに感謝して、何か温かいものに包まれているような安心感でいっぱいです。これまで酷い仕打ちだと内心恨んでいた友だちの言動が、実はこんなに深い意味のある思いやりだったということが、この本を読んでわかりました。「りょうこ」が、こんなふうに私に教えてくれたのです。
- 引用:「~~~~~~~。」想像もできなかった最後の一文。あやうく本のページに涙を落としてしまうところでした。
誰に何を伝えたいか
原稿用紙5枚の長文だが、「何を伝える」のかを完結に1行で表現してみよう。
それが感想の核心。
そして、誰にそのことをわかってもらいたいのか。
伝える相手を意識すると、文章の説得力がグンと高まるのだ。
文体の使い分け
自分らしい個性的な文章表現を工夫しよう。
- 「だ」「である」:断言する、堅苦しい印象、説明的
- 「です」「ます」:丁寧で柔らかい印象
どちらかを選んだら、文末の表現は統一する。
たまに「体言止め」を使うのも効果的だ。
文章のリズムを整えたり言葉の余韻を残す、印象を強めることができる。
名詞・代名詞で終わるので、字数の調整にも一役買うだろう。
読書感想文の場合は「自分が主役」になる。
手紙文の形式で書く方法もあるが、これは難しい。
文中で主人公や登場人物に話しかける言葉をいくつか盛り込む程度でじゅうぶんだ。
課題図書の攻略法
課題図書は、本の帯やカバーの裏書に注目する。
インターネットでその本を検索したら、書評や感想が探せることがある。
Amazonや楽天などのサイトの紹介文やカスタマーレビューも参考になる。
本の「あとがき」や「推薦文」もぜひ参考にしよう。
本の一番最後に、出版社と発行年月日などと一緒に「著者の紹介・略歴」が書かれていたら、それも忘れずに参考にすること。
そうすると、興味のないつまらなそうな本でも、中身がわかってくる。
本文だけではなく、このような本の周囲にもくまなく目を通すことが大事。
そして、これは課題図書に限らず、あなたの大好きな本でも同じだからね。
- 本のあらすじを知る
- みんなの感じ方や受けとめ方を知る(ポイントをつかむ)
- 共感できるところは取り入れる(自分の言葉で表現)
- 誰も指摘していな感想があれば最高!
さあ、必要なものを準備しよう!
読書感想文を書くための全体の流れがイメージできたら、さっそく必要なものを揃えよう。
- 筆記用具:鉛筆、シャープペンシル、ボールペン、サインペン、万年筆など普段使い慣れているもの、本に線を引くマーカーなど。
- メモ用紙:どんな紙でもOK、チラシやカレンダーの裏でもいい
- ノート:これも、A4のコピー用紙数枚で代用してもOK
- 付箋または栞(しおり):お金をかけて買わなくてもいいよ、チラシを切って栞(しおり)にしてもいい
- ハサミ
- 消しゴム
- 原稿用紙
- 辞書
もちろん、読む本もお忘れなく。
りょうこのつぶやきでした。
では、ごきげんよう。