コミュニケーションBLOG

文字によるコミュニケーションには、ブログをはじめ作文や感想文など様々な場面で「書く」技術が必要になってきます。難しく考えずに気楽に書いてみませんか?

乾いた血液汚れや染色液のシミをきれいに消す方法

f:id:flowcare:20161027183736p:plain

やってしまいました!

学生実習中に、生徒のユニフォームのエプロンに絶対に落ちないシミをつけてしまいました(T-T)さあ、どうしよう。

すぐに水洗いして、アルコールも使ってみましたがダメ・・・。タンパク染色液のアミドブラック10Bという試薬がはねてしまったのです。今までに何度かこのシミを付けたことがありました。絶対に落とせない、というのが通説なので、あきらめて捨てるしかなかったのです。

f:id:flowcare:20161027184245j:plain

 プロの秘儀!乾燥した血液汚れをきれいに落とすテクニック

以前、TV番組で見て覚えたワザがあるのを思い出しました。そのやり方を試してみようと考えました。

<使うもの>

経血などで汚れた下着のシミを落とすには、キッチン洗剤(食器洗い用)の原液とオキシドールを1:1の同量で混ぜ合わせます。

それを、水洗いした布に直接塗ります。歯ブラシなどで、生地を傷めないようにトントンして、しばらく放置します。

すると、軽くもみ洗いしただけで、血液の汚れがきれいに落ちるんです。

この方法で、赤ワインのシミも完璧に落とせました。

トリプル酵素の超強力洗浄剤(医療器具専用)の威力!

血液で汚れた使用済みの医療器具を洗浄する特殊な洗浄剤と、オキシドールを混ぜて使いました。

酵素洗剤なので40~50℃の最適温度をキープしながら1時間おきました。

すると!

なんということでしょう♪

どこにシミがあったのかさえまったくわからないほど、あとかたもなく完璧に落ちているではありませんか!

いやあ、これには驚きました。生徒さんたちもスタッフも驚いていました。

さすがに、血液汚染を強力に洗浄する目的の洗剤です。金属の表面から血液を洗い落とすだけでなく、線維に染み込んだ汚れまで完璧に落とすとは。

いやはや、おそれいりましたね~。

学校の先生に頼んで、新しいエプロンを弁償しなくてはいけないと、覚悟はしていたのですが。

わたしも、勉強になりました。いい経験になりました、ありがとうございます。 

 

わたしの腕は、へんてこな入れ墨みたいになっています。皮膚の表面が垢としてはがれていくのを根気よく待ちます(笑)

洗浄剤は、クリーンケミカル社のTE-1です。最近発売になったばかりで、ホームページにもまだ載っていませんでした。(検索に画像や製品がヒットしないなんて、とても残念)

f:id:flowcare:20161027175141j:plain

 

りょうこのつぶやきでした。

では、ごきげんよう。