リフォーム展示場のマズい対応・・・なのに成約にこぎつけそう？

住友不動産のリフォーム新築そっくりさんは9年連続実績No.1でCM放送中のステッカー

2017年、突如としてリフォームの流れに乗ってしまったわが家です。1月14日土曜日に、ダーリンがインターネットで見つけた「新築そっくりさん」の展示会へ情報収集に行って来ました。

札幌ドームでの開催だったので、もっと大規模なイベントを想像していたのですが、実際はこじんまりしたものでした。

まず入場の際に、管理職っぽい男性に声を掛けられました。「招待状はお持ちですか？」その質問に「いいえ、インターネットで見てきました」と答えると、あとは放置。まったく用はないという感じで、対応ゼロ。お見事でした（笑）

招待客の方は冷やかしばかりで、座って説明を聞く人はごくわずか。みんな、さらっと眺めて来場記念品（？）をもらってさっさと帰って行きます。

わたしたちのお目当ては、外壁と水回りのリフォームだったので、そこを中心にじっくりと見て回りました。持ち帰りたかったカタログは、残1冊とか品切れ状態。展示も少なくて、トイレ・洗面所のみ。お風呂とシンクはなし。明らかに期待外れでした。

そんなに広い会場ではないのに、そこまで熱心に見ていても誰も声を掛けてくれません。でも、お風呂のカタログだけは欲しかったので、出口で聞いてみました。

最初にスルーしてくれたおじさまに声を掛けました。すると、残1冊だったので遠慮したカタログを持ってきてくれました（笑）それからおもむろにバックヤードに声をかけました。

「誰かあいてる奴いるだろう？頼むよ」

髪の毛ボサボサの若い男性が出てきました。席について説明を始めます。すると、女性が紙コップのお茶を持ってきました。ペットボトルのお茶で、室温、生ぬるい。ちょっと驚きましたね。それっきり、おかわりはなし。まあ、いいけど。

ダーリンはひそかに下調べをして研究していたらしく、かなり突っ込んだ質問をしていました。わたしは、自分の希望と現状を伝えるだけ。

この期間限定のお得なキャンペーンを紹介されて、わたしたちも徐々に乗り気になってきました。ショールームの情報や、次のイベント情報をもらって帰りました。

チラッとのぞいてみるだけのつもりが、終わってみると2時間も経っていました。喉もカラカラ。無料の駐車券をいただいて札幌ドームを後にし、遅いランチへ。

もし、わたしがカタログのことを質問せずにそのまま帰ってしまったら。ご縁はつながらなかったかもしれませんね。

せっかくカモがネギを背負ってやってきているのに、まったくの無関心さには正直驚きました。住宅メーカーの営業って、そういうものなのでしょうか。

少なくとも、お客様に礼を尽くす、そういう姿勢があってもいいと思います。「おもてなし」までは要求しませんが、わざわざネットで調べて出向いてきたお客の扱いが雑過ぎる。

しつこくアプローチしないで自由にさせてくれるのと、完全放置（無視）は違います。

「リフォームをお考えですか？」と、まずこちらの意向（目的）を聞いて「いつでもお声を掛けてくださいね」のひと言はあって然るべきではないかと。

半年間、雪に閉ざされる極寒の地ですが、何もしないで遊んでいるわけにはいきません。通年施行は当たり前です。それでも、どうしても注文が激減する冬は、積極的に営業しなければならないのです。

不景気な世の中、新築をオーダーする勢いが弱まっているので、自然にリフォームに力が入ります。

一口にリフォームと言ってもピンキリ。部分的なリフォームから、一軒丸ごとリフォームまで様々です。TVでお馴染みの「劇的！ビフォーアフター」と同じ、基礎と柱だけ残して丸ごと作り変えてしまうのは圧巻です。

中古住宅を購入してリフォームする場合には、基礎などの内部構造の当たりハズレが大きいので注意が必要です。しかし、土地代とリフォーム代だけなので、新築よりはずっと費用を抑えることができます。そして、デザイン性もかなり高い。完成品に遜色はありません。

長年住み慣れた自宅を丸ごとリフォームするのならいいのですが。在来工法なら間取りの変更も可能です。わが家は2×4なので、間取り変更はしてもらえません。

りょうこのつぶやきでした。

では、ごきげんよう。