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【中学生新聞の作り方・書き方】夏休み自由研究・課題はラクラク新聞作り

笑顔でペンを持っている中学生の女の子

 中学生の新聞作りも、小学生とまったく同じです。

違いは、紙面の段数が増えて記事の分量(字数)が多くなっているだけ。

あとはテーマのとらえ方が広がっている点でしょうか。

新聞作りの手順は同じなので、楽しく取り組みましょう。

新聞作りの手順は、大きく分けて次の3ステップです。

  1. 準備:企画と取材
  2. 記事を書く
  3. 清書と校正、印刷

では、順番に見ていきましょう。

 1.準備:企画と取材

新聞作りは、いきなり記事を書き始めるわけにはいきません。

事前にしっかりと準備が必要です。

ここが出来てしまうと、あとはスケジュール通りにやるだけなので楽ちん。

グループで新聞を作る場合には、ここが「企画(会議)」になります。

新聞作りの骨組みの部分です。

  • ①誰に読んでもらうかを考える
  • ②新聞のテーマを決める
  • ③新聞の題名を決める
  • ④記事の内容(テーマの掘り下げ方)と取材方法を考える
  • ⑤仮割付をする
  • ⑥作業のスケジュールを決める
  • ⑦取材する

 ①誰に読んでもらうかを考える

 まず、読者が誰なのかをはっきりさせましょう。

  • 特定の個人に宛てる
  • クラスのみんなに読んでもらう
  • 学年全体に読んでもらう
  • 学校全体に読んでもらう
  • 保護者や近隣住民にも読んでもらう

この他に取材に協力してくれた方々や、コンクール等への応募もあるでしょう。

②新聞のテーマを考える

 ここが大切です。

その新聞は、読者に何を伝えるのか。

新聞には歴史新聞やわが町新聞など、さまざまな種類があります。

先に新聞の種類を決めて、その特徴に合ったテーマを選ぶ場合もOKです。

自分で好きなテーマを決めてから、どんな新聞にするかを考えるのもよいでしょう。

  •  自分の好きな事
  • 得意な事
  • 興味がある事
  • 世の中で注目されている事
  • 疑問に思っている事
  • もっと詳しく知りたい事
  • ワクワク楽しい事
  • 不思議な事
  • 新しくわかった事

新聞のコンクールでは、課題と自由作品があります。

このようなコンクールの課題を参考にしてもよいでしょう。

楽しくテーマを探せるサイトもあります。

自由研究のテーマがもりだくさん!小学生・中学生をお持ちの保護者様向け<?php str_yasumi(); ?>の宿題解決策特集

③新聞の題名を考える

 どんな名前にしましょうか。

  • テーマが伝わる言葉
  • どんなテーマでも自由に記事を書ける便利な名前
  • 親しみやすい名前(ニックネームや自己アピールなど)

 このどれかになります。

何かを特集したり深く学習した結果を新聞で発表するなら、テーマ性のある名前がよいでしょう。

また、長期間継続して新聞を発行するような場合は、毎回違うテーマを取り上げてもいいように、テーマとは関係のない魅力的な名前を考えてください。

必ず「〇〇〇新聞」のように「新聞」をつけなくても大丈夫です。

5~7文字くらいにおさめましょう。

詳しくは、こちらをご覧ください。

flowcare.hatenablog.com

④記事の内容(テーマの掘り下げ方)と取材方法を考える

 テーマが決まったら、どんな記事で内容を深めてゆくのかを考えます。

1つの新聞は、7~10くらいの記事で構成します。

  1. トップ記事
  2. セカンド記事
  3. サード記事
  4. タタミ
  5. カコミ
  6. 意見記事
  7. コラム
  8.  編集後記

それぞれの記事の取材方法を決めましょう。

  • 図書館や本で調べる
  • インターネットで検索する
  • 専門家にインタビューする
  • アンケート調査をする
  • 専門施設を訪問して取材する
  • 実際にやってみる(体験、観察、実験など)
  • 新聞に使う資料を集める(写真、イラスト、新聞や雑誌の切り抜き、図表など)

⑤仮割付をする

 重要な記事がトップ記事で、いちばんボリュームの多い記事になります。

記事の本文の合計が、紙面の50~60%におさまるようにレイアウトします。

  1. 縦書の新聞か横書きの新聞かを決める
  2. 何段組みで字詰め(1行の文字数)を何文字にするか決める:中学生は1段12字・36行・7段が標準的 
  3. 割付用紙を準備する(ダウンロードや既製品の利用、Excelで自分で作るなど)
  4. 題字の位置を決める
  5. 題字下のスペースを決める
  6. ハコモノ(タタミ、カコミ)の位置を決める
  7. 編集後記のスペースを決める
  8. トップ記事の見出し、リード、資料と本文のスペースを決める
  9. その他の記事も同様に見出しと本文、資料の配置を決める

 ここがワクワク楽しい作業ですね。

さあ、頑張りましょう!

中学生用の割付用紙の見本を載せています。

flowcare.hatenablog.com

⑥作業のスケジュールを決める

 ここまで準備ができたら、あとは取材して記事を書くだけです。

個人製作の新聞の場合は、制作期間を1ヵ月前後を目安に設定してスケジュールを組んでみましょう。

何月何日の何時から何時までに、どの作業をするのかを決めます。

いつまでに、どこまでできていなければならないのか、目標をハッキリさせましょう。

Excelには「プロジェクトタイムライン」というスケジュール表のテンプレートがあります。

その他にも無料でダウンロードできるものがあります。

私はこんなふうにExcelでちまちまと作るのが好きです。

Excelで自作

タイムスケジュールとは別に、このような「企画シート」があると作業の予定と進み具合が自己管理できます。

自作

参考:「学習新聞12カ月」子どもと教師のためのらくらく紙面づくり

詳しくは、こちらの記事をどうそ。

中学生が応用するには、記事欄と作業予定を2枚に分けて使いましょう。

記事数が多くなるので1枚では使いにくいと思います。

flowcare.hatenablog.com

参考:GWは夏休みの自由研究の準備をしよう!【小学生が楽しめるラクラク計画作り】 - コミュニケーションBLOG

⑦取材する

  •  図書館や本で調べる
  • インターネットで検索する
  • 専門家にインタビューする
  • アンケート調査を行う
  • 専門施設を訪問して取材する
  • 新聞に使う資料(素材)を集める:写真、イラスト、新聞や雑誌の切り抜き、図表など)

各記事ごとに決めた取材方法で情報を集めて行きます。

同時に、写真撮影なども行いましょう。

インターネット検索の場合は、その情報が正しいかどうかの確認が必要です。情報の出典や根拠を明確にしておきましょう。

インタビューやアンケート調査、施設取材については下記の記事を参考にしてください。

flowcare.hatenablog.com

flowcare.hatenablog.com

2.記事を書く

  • ①イラストや写真、図表などを準備して実際に配置してみる
  • ②見出しのスペースと記事の字数を再確認する
  • ③記事の下書きをする
  • ④見出しを考える
  • ⑤リード(前文)を考える

 ①イラストや写真、図表などを準備して実際に配置してみる

 写真や切り抜きは、大きさが合わなければ拡大/縮小コピーをして新聞に貼るサイズを調整します。

割付用紙に実際に置いてみて、記事のスペースを決めます。

まだ糊付けはしません。

このとき、罫線は鉛筆でサッと書いておくだけでOKです。罫線のための 1文字、1行分のスペースを確保しましょう。

②見出しのスペースと記事の字数を確認する

 記事のスペースが決まったら、見出しやリードの位置(分量)を決めます。

残りのスペースの罫線を除いた字数を数えましょう。

③記事の下書きをする

 数えた字数内におさまるように記事を下書きします。

自由な用紙に下書きしてもよいのですが、清書用の割付用紙に書いた方が、字数を数えるのに便利です。

割付用紙を切り取って利用してもよいですね。 

④見出しを考える

 記事を書き終えたら、見出しを考えます。

それぞれの記事の内容で、もっとも重要な言葉(キーワード)を必ず入れてください。

見出しは、読者が「記事を読みたくなる」ワクワクするものにしましょう。

記事の内容の重要なポイントをズバリと表現するのです。

主見出し:8字(7~9字)もっとも重要な要素、内容

柱見出し:10字「〇〇について」のような全体の概要、テーマ

肩見出し:8~10字、内容の特色

袖見出し:10字(8~10字)主見出しの補足

中見出し:長い記事の本文中に入れる見出し(通常は2段見出し)

小見出し:記事の本文中に入れる1段見出し

見出しの考え方は、こちらの記事をご覧ください。

flowcare.hatenablog.com

見出しの書き方は、こちらをご覧ください。

flowcare.hatenablog.com

⑤リード(前文)を考える

 リードは、トップ記事に必要なものです。

主見出しでズバリと表現した重要なエッセンスを、もう少し詳しく説明します。

2~3行で簡潔にまとめましょう。

flowcare.hatenablog.com

3.清書と校正、印刷

  • ①全体の本割付を決める
  • ②記事の字数の確認と調整(文章の手直し:編集)
  • ③完成した下書きの校正
  • ④清書(版下製作)
  • ⑤試し刷り
  • 仕上げの校正
  • ⑦印刷・発行

 ①全体の本割付を決める

 記事や資料が準備できたら、実際の紙面で割り付けを決定します。

仮割付と同じ本割付の場合もあるし、調整して変更した本割付の場合もあります。 

②記事の字数の確認と調整(文章の手直し:編集)

 記事やリードが、本割付通りにきちんとおさまるかどうかをチェックしましょう。

合わない箇所があれば、おさまるように修正しましょう。

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③完成した下書きの校正

 本割付通りの下書きが完成したら、校正しましょう。

誤字・脱字や助詞の使い方、句読点など細かく全体をチェックします。

④清書(版下製作)

 新聞用紙に直接書き込みます。または、分担した記事の清書を貼り合わせてもよいでしょう。

見出しやカット、グラフなどの図表は、別の白い紙に書いて貼ってもよいです。

  1. 本文の清書
  2. 題字まわりの清書
  3. 見出し作成
  4. 題字作成
  5. カットやグラフなどの図表作成
  6. 飾り罫をつける(手書き、コピーの切り貼り)
  7. 欄外を書く
  8. 段罫と外枠を書く

⑤仕上げの校正

 一度試し刷り(コピー)をして、仕上げの最終校正をしましょう。

下書きのところで十分チェックしていますが、間違いを見落としたところがないかどうかを、もう一度厳しくチェックします。

ここで修正するところが見つかったら、清書した原本は触らずにコピーの方を修正します。

修正作業で、消し過ぎたり新たなミスが起こっては困るので、原本はそのままにしておきます。

文字やイラストなどの濃さに、バラつきがないかも確認します。

薄い文字があれば、コピーで濃く調整して合わせます。

イラストなどは、書き直しが必要な場合もあります。 

⑥印刷・発行

 コピーを修正した場合は、それが印刷の原本になります。

修正前の清書した版下は、印刷には使いません。

最終校正が終わった版下は、一度コピーして点検しましょう。

貼り合わせた部分に紙の陰ができていないか、細かな汚れがついていないか、大見出しの文字に間違いはないか、しっかりと点検しましょう。

コピーがきれいにとれていたら、本番の印刷です。

出来上がった新聞を配布したら完了です。 

お疲れさまでした!

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学習新聞12カ月―子どもと教師のためのらくらく紙面づくり

学習新聞12カ月―子どもと教師のためのらくらく紙面づくり

 

すでに小学生のうちに新聞づくりは経験済みだと思います。

中学生になったら、より多くの情報や意見を盛り込んだ新聞づくりを楽しみましょう。

 

りょうこのつぶやきでした。

では、ごきげんよう。

アイキャッチ画像出典:中学生の英語力、書くことと話すことが弱点 | 法人向けオンライン英会話 weblio英会話