コミュニケーションBLOG

文字によるコミュニケーションには、ブログをはじめ作文や感想文など様々な場面で「書く」技術が必要になってきます。難しく考えずに気楽に書いてみませんか?

嘘を見破る心理学

白い仮面の夫婦オブジェとワイン色の背景

これは「嘘だな?」と直感的に感じたことがありませんか?

人は嘘をつくときに、無意識な行動をしてしまう習慣があります。

この「しぐさ」を注意深く観察すると、相手の嘘を見破ることができるのです。

嘘を見破るポイント1 視線の動き

まず、重要なのは視線です。相手の嘘を疑ったら、「え~、それ本当なの?」とか「で、どうしたの?」などの大袈裟な質問をぶつけてみましょう。

そのとき、相手の視線はどこを向いていましたか?

相手の方から見て右側(あなたからは左側)を見ていたら。

それは「嘘をついている」可能性が非常に高いのです。

心理学的にみると、右を見ているときは想像力を働かせていると考えます。事実と相違するフィクションを必死に考えているわけです。

逆に、左側に視線が動いた場合は、「真実」を語っていると考えてよいでしょう。

また、小刻みに左右に視線を移動させる場合も、嘘をついているといえます。

起きてしまった事実(真実)と矛盾しないように嘘(想像)をつこうとして、左右に視線が入り混じってしまうのです。

 嘘を見破るポイント2 その他のからだの動き

嘘をついている人には罪悪感や緊張感があります。

そのため、さまざまなしぐさの変化が出てきます。唇をなめることや鼻を触るしぐさは、人が嘘をつくときに無意識に行動してしまう代表的なしぐさです。

唇をなめるのは、嘘を付いている緊張感から口の中がカラカラなので、ついなめてしまうのです。

鼻を触るのは、口元をさりげなく隠すことに通じています。嘘をついている口元を見られたくないという無意識の動作です。

また、嘘をつくときに、手振り身振りのジェスチャーが大きくなる人もいます。

このときに、相手があなたの目を見ていなかったら、嘘をついていることは間違いないでしょう。まともに話し相手の目を見られない後ろめたさが、ついつい動作を大きくしてしまうのです。

逆に、いつもは大袈裟なジェスチャーが多い人が、嘘をつくときに限って手やからだを動かさなくなることもあります。

更に、あなたの目をじっと見ていたら「私の話を信じて!」と強く念じている可能性があります。

嘘に気づいてしまったら

相手の嘘を敏感に感じ取ってしまったら。ちょっと悲しくなりますね。腹が立つかもしれません。

そんなとき、あなたはどうしますか?

  • 相手の嘘を徹底的に糾弾する
  • それは嘘でしょう!と問い詰める

これは、やめた方がいい。相手は嘘がバレタことで動揺し、不安になります。

プライドが傷つけられたと感じて、あなたに反感を持つかもしれない。

その後の人間関係に悪影響を及ぼす行動は、控えた方がよさそうです。

さりげなく「嘘なんじゃないの?」というニュアンスを漂わせて、相手も「バレたかな?」と感じる程度にとどめておきます。

すると、バツの悪い思いをせずに「こいつに嘘は通じない」という経験がインプットされます。

きっと、あなたに対する姿勢が変わるはず。「なんでもお見通し」という1枚上手の対応が、相手の嘘をセーブしてくれるでしょう。

まとめ 嘘の兆候

  • 質問されたとき視線が右に動く
  • 視線が小刻みに左右に動く
  • 唇をなめる
  • 口元を隠す
  • 相手の目を見ずに大きな手振りをする
  • 普段の勢いがなく物静かで相手の目をじっと見る

必ずしもすべての状況に当てはまる訳ではありませんが、ちょっと知っておくと役に立つかもしれません。

あなたが意図的に嘘をつくとき、どんな癖が出ているでしょう。一度チェックしてみては?

 

りょうこのつぶやきでした。

では、ごきげんよう。

画像元:仮面夫婦 | 別れさせ屋anシークレットサービスのブログ - 楽天ブログ